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ひょうご五国のごちそうシリーズ




2020年のコロナ禍により食を通した交流が制限される中で生まれた「みんなが笑顔になる”おうちごはん”」がコンセプトの商品。このレシピが、今に続くPlant Journeyのはじまりです。


開発にあたり、まずは兵庫県内のさまざまな生産者を訪問し、食材調査を行うことから始めました。


都市のすぐ近くで多品種の野菜が生産されている神戸阪神、玉ねぎが有名な淡路、黒豆が有名な丹波、味噌や醤油などの発酵食品に強い播磨、コウノトリが住む自然豊かな但馬。

それぞれの地域で野菜づくりへの思いや自然の力強さを肌で感じながら、いままで知らなかった地元野菜や固有品種に出会うことができました。





同時期に出会ったのがミシュラン三ツ星レストラン出身のfluxioの川井良佑シェフ。家庭では真似ができない丁寧で繊細な下ごしらえをして、野菜が持っている素材の力を最大限に引き出しました。


そしてでき上がったのが、ひょうご五国(神戸阪神、淡路、丹波、播磨、但馬)の魅力を詰め込んだ五つの商品です。


丹波の黒豆ときのこのコクを活かした「丹波の黒豆とコク旨きのこ三重奏」、カリフラワーとニンジン、干し柿の甘味が隠し味の「未体験やさいソース」、和のハーブともいえる春菊の香りを引き出し大葉と合わせた「カラダ休まるグリーンソース」など。






当初は、お肉の代わりになるような食べ応えを求めてレシピ開発をしていましたが、各地の生産者さんの思いの凝縮した”美味しい野菜”に出会う中で、方向転換しました。それは、「お野菜の本来の美味しさを最大限に引き出しながら、丁寧な調理とナッツやオイルでアクセントを加え、食べ応えも感じられる」新たな視点での商品開発です。


クラウドファンディングを利用したテスト販売では合計約1,000食をお客様のもとへお届けし、「ヘルシーで罪悪感がなくしっかりと食べられる」、「野菜なのに食べごたえがあっておいしい」、「地産地消で良いねと母と話しました」などのお声をいただきました。


材料に肉や魚介類、卵や乳製品、蜂蜜やお酒を一切使っていないため、アレルギーがある方や授乳中の方、動物性の食品やお酒を摂りたくない方も安心してお召し上がりいただけます。


また全て植物性でできているため、豚肉を使用した同様の商品と比較すると原材料の生産にかかる温室効果ガス排出量は93%減、使用する水の量は57%減と、環境負荷が小さい商品です(日本総合研究所「100% PLANT BASED インパクト評価」レポートより)。



現在のPlant Journeyを方向づけた「兵庫五国のごちそうシリーズ」。

食材調査で野菜の美味しさを教えてくださったたくさんの生産者さんの思いをお預かりして、Plant Journeyは歩みをすすめています。



パートナー 

・生産者 兵庫五国の生産者

・料理人 fluxio 川井良佑


地域 兵庫県各地

期間 2021年

担当 食材調査・レシピ開発・製造・販売

期間 2021

地域 兵庫県


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